【大田市】戸建て売却にかかる期間

戸建て売却にかかる期間は、3ヶ月～11ヶ月ほどといわれています。売り出し前の手続きで1～2週間、売れてからは1ヶ月ほどかかるのはどの物件でもそれほど差はありません。しかし、大きな差が出るのは売り出し期間中です。

人気のエリアにある物件や築年数が浅い物件は、比較的早く買い手が見つかりやすいでしょう。すぐに売却できれば、3ヶ月で引き渡しまで完了します。

一方、人気がないエリアの物件や築年数が古い物件、間取りがニーズにマッチしていない物件の場合、なかなか買い手がつきません。戸建て売却まで半年や1年ほどの期間がかかってしまいます。

すぐに売れそうな物件ではない戸建ては、売却までの期間に余裕を持って売り出すようにしましょう。特に、売却したお金を元にして住み替えを計画している場合は、時間にある程度の余裕が必要です。時間に余裕がないと、すぐに売却できるように売却金額を下げなくてはならず、結果として損する恐れがあります。

【大田市】戸建て売却の査定依頼の流れ

戸建て売却における査定の流れは以下の通りです。

机上査定を依頼する

まずは、パートナーとなってくれる業者を探しましょう。この段階ではまだ依頼することが決まっていなくても問題ありません。売却の際に依頼したいと考えている業者を数社ピックアップして査定の依頼をしましょう。

訪問査定を依頼する

机上査定での金額を参考に、訪問査定（見積り）を依頼しましょう。結果が戻ってきた業者の中から、2～3社をピックアップします。続いてその業者に連絡を入れ、見積りを依頼してください。

日時を決めて現地調査を行う

訪問査定時は、担当者が現地に来て物件までの道のりや周辺環境、物件の中などを確認します。数時間かかるケースも多いため、立会できるように時間に余裕をもてる日程がおすすめです。

必要書類が揃っているか確認する

見積りがスムーズに行えるように、必要な書類はあらかじめ揃えておきましょう。しっかりと書類が揃っていれば、それだけ正確な金額が算出しやすくなります。

結果を受け取る

結果を確認する際、それぞれの業者の特徴や担当者との相性、対応なども合わせてチェックしましょう。その内容によって、媒介契約を交わすべきかを検討することができます。

査定や見積りに少しでも不安を感じるような点があれば、相談や質問・確認することをおすすめします。

【大田市】高く戸建て売却するコツ

戸建てをできるだけ高く売却するコツは以下の5点です。

リフォームはせずに不動産売却する

戸建てを高く売却したいときは、リフォームをせずに売りましょう。リフォームをしても、その分の代金を売買価格に上乗せできるとは限りません。リフォームをしたからといって不動産の価値が上がるわけではないのです。

また、新築物件ではなく中古物件を探している買い手の多くは、自分自身でリフォームしたいと考えています。余計なリフォームをすると売却できなくなる恐れもあるでしょう。リフォームはせずに売ることが、高く売却する際の最も大切なポイントです。

戸建て売却を得意とする業者に不動産売却を依頼する

不動産会社には、それぞれ得意分野・不得意分野があります。中古の戸建てを高く売却するためには、今まで多くの戸建て売却を手掛けてきた業者を選びましょう。

実績が豊富にある会社なら、今までの経験から高く売るためのノウハウを持っている可能性が高いです。実績はホームページなどでチェックしましょう。

中古物件を売却する際の不動産会社の選定は、家の売買に大きく影響します。疎かにせず、安心して戸建て売却が依頼でき、相談できる業者を見つけてください。

住宅診断を受ける

中古の戸建て売却時は、可能であれば住宅診断を受けましょう。

住宅診断とは、住宅のプロである住宅診断士・ホームインスペクターが欠陥・劣化の状況、補習箇所やメンテナンス内容などを調査・分析することです。

売買契約を結ぶ前には基本的な調査は行われますが、住宅診断ではより広範囲で精密な調査を行います。

戸建てはシロアリ・雨漏り被害など、マンションよりも欠陥が発生しやすく、中古となれば尚のことかもしれません。売却をしてから欠陥が見つかると、売主は修繕費用を負担する、または契約解除となる可能性もあります。

住宅診断は多少費用がかかるものの、売主の安心や購入希望者へのアピールとして行っておくことをおすすめします。

土地の権利や境界線を明確にする

戸建て売却には土地の状況も大きく関係します。どこまでが売却対象範囲なのかをはっきりさせるためにも、土地の境界線はとても重要です。

マンションに比べて、戸建ては隣家との所有権が曖昧になっています。土地の境界線が未確定だと、売却後のトラブルにつながるでしょう。また、そもそも売却ができない可能性もあります。

土地測量図や境界確認書などの書類を用意し、土地の境界線が明確になっていることを証明しなければなりません。万が一まだ確定していない場合は、専門家に確定測量を依頼しましょう。

査定額の根拠を不動産会社に確認する

不動産会社の中には、売却を任せてもらいたい一心で高い査定額を提示する会社もあります。

そのような会社の提示した金額を信用してしまうと、売り出し始めてからなかなか売れず、結果として大きな値下げを強いられるでしょう。かえって損をすることになります。

業者から査定額の見積りを提示されたら、どうしてその価格になるのかを相談・確認しましょう。また、一般的な簡易査定の場合、近隣物件の相場がかなり大きな要素となります。そのため、大田市周辺で条件が近い物件の売却実績など、相場がわかる情報を事前にチェックしておくのもおすすめです。

【大田市】戸建て売却成功のコツ

戸建て売却を成功させるためにはコツがあります。どのような点に気を付けたら良いのかを見ていきましょう。

戸建てのアピールポイントを見つける

中古の戸建てに限らず、どのような不動産でもアピールポイントを考えることは大切です。

駅から距離が近い、近くに病院がある、公園がすぐそばで緑が多いなど…住むうえでプラスとなる魅力を見つけましょう。駅や公共施設から距離がある場合は、バスの利便性についても確認してください。

情報を整理してみると、今まで自分では特に気にしていなかったことが、他の人にとってはとても魅力のあるポイントになっているかもしれません。今一度、住まいの魅力を見直してみましょう。

メンテナンスをしっかりと行う

戸建ては建物の外壁・内装のチェックが必要です。新築から徐々に築年数が経過するとともに建物は劣化していきます。しかし、メンテナンスをしっかりと行っておけば、建物を良い状態で保つことができるはずです。

特に、シロアリや雨漏りには気を付けましょう。たとえ新築であっても気づかない場所で被害が発生しているかもしれません。自分では調査に限界があるため、気になるときは専門業者に相談することをおすすめします。

リフォーム履歴はわかりやすく整理する

新築から今まで行ってきたリフォーム内容がわかりやすいように、書類を整理しておきましょう。きちんとリフォームをしてメンテナンスをしてきたことがわかれば、査定にもプラスに働きます。

契約不適合責任を把握する

住宅の売買は、欠陥や不具合があれば事前に買主に伝えるのが義務です。しかし売却後に売主側が把握していなかった欠陥・不具合が見つかる可能性もあります。

契約不適合責任について正しく把握し、万が一の際に備えましょう。

築年数に合わせた売却方法を検討する

どのような不動産でも、築年数が経過すると価格が下落します。これは当たり前のことですが、実はマンションよりも戸建てのほうが価格の減少幅が大きいのです。

実際に新築後20年を経過すると、価格はほぼゼロとみなされます。新築から築20年を超えている古い戸建ては、価格を大幅に下げて売却する、建物を更地にして土地として売るなど、様々な工夫が必要になるでしょう。

売却の際は、築年数を考慮しながら売却方法を相談・検討してください。

住み替えではスケジュールと資金をチェックする

住み替えでは、持ち家の売却と新しい家の購入、どちらを優先するべきか迷うものです。一緒に進められるのが理想ですが、実際それほどうまくいくものではありません。

そこでまず優先するべきなのが、売却です。売却したお金を新たな家の購入費にあてる必要がある場合、先に新しい家を購入すると売却を急がなくてはならず、買いたたかれてしまう可能性があります。

住み替えの際はタイミングと予算がコントロールできるように、入念な計画を練っておきましょう。